| 音楽学校ってなに? |
| 写真:©谷古宇正彦
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学校は嫌いです。勉強なんかもっと大嫌いです。なんで、音楽学校なんですかー。ホールに集まって、お勉強会するんですか?
それともピアノのレッスンしてくれるんですか? |
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おーとっとっと、逃げ出さないでくださいね。音楽学校って言っても、ほら、「めだかの学校」とか「すずめの学校」とか、そんな気分の学校なんです。
お勉強会でもピアノのおけいこでもありません。仲道さんがふだん演奏しながら考えていること、音楽を通じてみんなに伝えたいこと、いつもなら演奏だけでお客さまに差し出しているのだけれど、「音楽学校」では、言葉も使って、初めてクラシック音楽を聞くっていう人にも、なーるほど、と、思ってもらえるようにつくったのが、「音楽学校」なんです。いつもならなんだか重々しくって、とりつくしまのない「クラシック音楽」の扉なんですけど、この日ばかりは、仲道さんがにこにこしながら、みなさんのために開いてくれます。仲道さんが一緒に開いてくれるから、このよそよそしい構えの扉も実はわくわくへの道に通じているのがとってもよくわかります。
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なんだかとってもかわいらしい感じがするけれど、子ども向けなのかしら。うちの子も一緒に連れて行って大丈夫? |
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「誰々向き」という言い方をすれば、「クラシック音楽と幸せに出会いたい、初めての人たち向き」とお答えしましょう。
クラシック音楽と「不幸な出会い」をしてしまった方々にも、改めて「幸せな再会」をお約束します。何となく興味はあるけれど、どこから始めていいかわからない…そういう人でしたら、年齢は問いません。仲道さんはとてもわかりやすい言葉で語りかけてくれるので、むずかしー、という感じはしないと思います。お父さんやお母さんが「わー、おもしろー」と思って夢中になっていれば、お子さんも「えー、うちのオヤがなんでこんなにはしゃいでるんだろう」と思って、舞台に惹きつけられていくのではないかしら。
ただ、人の話を少し長い時間じっと聞いているというのがまだ苦手かな、という年頃でしたら、もう1年待ってくださってもよいかも。過去の音楽学校出席者を見ると、10歳になっていたら大丈夫、って感じです。
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で、いったいなにやるんですか? |
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とてもよい質問です(あ、やっぱり少し学校風かな)。
休憩をはさんで、第1部と第2部に分かれています。第1部はなんとお芝居!「ピアニスト」という役を演じる仲道さんと、時に応じていろんな役を演じる女優の山下千景さんが登場。第2部で演奏される音楽を巡って、お話が展開します。観終わると、あーら不思議、第2部での演奏が早く聞きたくて聞きたくてたまらなくなります。そしてほとんどは初めて聞く音楽なのに、するする心に入ってくるのです。
えー、ほんとか、って?百聞は一見に如かず、一度近くのホールに来てください。1年のあいだで、「音楽学校」が開かれるのは、夏の終わりから秋の始めだけ。季節限定、逃したら、1年待たなきゃなりませんよー。
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でも、1年に1度くらいじゃ、クラシックなんて、わかるようになりませんよ。どうしたらいいのかしら。 |
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わかる、とか、わからないというのを、好きか、あんまり好きじゃないか、という選択に変えてみましょうか。
好きだけど、どうしたらいいのかしら、という方々には、「音楽学校」ガイドブックがお役に立ちます。公演当日に、演奏曲目や出演者の紹介などがのっている「ガイドブック」をお配りしますが、これはどちらかというと「復習用」です。第1部と第2部の休憩時間にささっと読める「聴く前にちょっと!」、家に帰って、さてもう一度どんな曲だったかなと思い出すための「作品ナビゲーション」、作曲家のことにも興味があるなら「もっとabout〜(作曲家の名前)」、何度も聞きたいあなたのための「仲道郁代のわたしの好きなディスク」。そして、仲道さんに聞きたいことがあったら、はさんである「宿題はがき」で質問を寄せてください。今年からはホームページでもお答えしていこうと思っています。
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