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2003年3月1日 みなとみらいリサイタル

横浜みなとみらいでリサイタル。今日も、完売。この2月は、なんだか幸先良い感じだ。
終わってみると、外は大雨。実は、私の車は、今、トランクが閉まらない状態。
なぜかというと、なぜだか、トランクがへこんでいるからなのですね。
それで、そのままでは、水が入ってしまうと、みなとみらいの渡壁館長自らが、
ガムテープでトランクにふたをして下さった。新しいデザインのベンツとなる。
もし、後ろがガムテープでとても目立つ車を目撃されたかたがいらしたら、それは多分私の車です。
昼公演だったので、夜は、マネージャーの北村氏と、
ゴメン遊ばせクラシックや、その他の企画について、打ち合わせ。

 

2003年3月3日 原稿原稿

このところの私は原稿が続いてまるで作家さんのよう。
締め切りを守らないのも、まるで作家さんのよう。
今日は、共同通信のための、心に残る1冊というもの。
これは、きっと、地方紙に掲載されることなので、掲載日とうわかったら、
ここでも会えるにアップしますね。
あとは、ムジカノーヴァの連載や、埼玉芸術劇場のロトンダのための、
諸井先生との往復書簡など。
ワープロ打つのが少し上手になったような気がする。

 

2003年3月5日 事務所にて、ゴメン!遊ばせクラシック打ち合わせ 読売新聞取材
     その後、別件で再びゴメン!遊ばせクラシック打ち合わせ

ゴメン!遊ばせクラシックと名称を変えた旧音楽学校は、名称がかわるだけでなく、
いろいろなことが変わるので、今年は富みに打ち合わせが多い。
時々、私って、キャリアーウーマンではなかろうか、、と、思う。
実際、そう見えた、とは、担当マネの田沼嬢の弁。
キャリアウーマンさんの世界はきびしいでしょうから、さしずめ、
私のは、”ごっこ”といった感じかなあ。
読売新聞は、静岡について語るというもの。今、各県の特集をしていらっしゃるらしい。
静岡県は、5月中旬に掲載だそうです。見てくださいね。

その後、再び、打ち合わせ。別のところで、別のかたと。
ひとつの企画を実現するって、こんなに大変ということを身をもって感じている。

今回、ゴメン!遊ばせクラシックを、新しく立ち上げるうえでわかったこと。
気持ちだけでは、仕事は出来ない。でも、気持ちがなければ、仕事は成り立たない。
そう、よい、仕事には、かならず、みんなの心がそこにあるとおもうのです。
良い仕事になるかどうかわからないけど、いえ、しなくてはならないけど、
この、”ゴメン!遊ばせクラシック”には、周りのかたがたの、たくさんの応援が込められています。

 

2003年3月6日 諸井先生ベートーヴェン勉強会

再びベートーヴェンコンサートの時期がやってきました。
みっちり、3時間の勉強会、途中で、萩原朔太郎のエッセイの話も出、
(これは、とても勉強になります)その、原稿のコピーまで、先生にいただき、
私は、この勉強会に出ると、本当に、頭の良い、知識人になった気分になります。
気分だけですが。
なぜ、ベートーヴェンと、萩原朔太郎か、、、?
知りたいかたは、是非、埼玉の公演29日です。いらしてください。

 

2003年3月9日 仕事ではないけど、免許更新に行く

免許って、誕生日の前後一ヶ月期間更新できるわけだから、
もしかして、今日、試験場にきていたあのたくさんの人達は、皆みずがめ座か、魚座なのかなあ?
もしかして、同じ誕生日のひとも、いたりして。何だか、不思議な気分がしたのでした。
ほとんど、同じ時期に生まれたひとたち、(年はちがっても)
が、集まるなんて、あまりないことですよね?

 

2003年3月10日 第一生命ホール打ち合わせ 東京交響楽団リハ

朝は、今年”ゴメン!遊ばせクラシック”をとりあげてくださる第一生命ホールとうちあわせ。
チケット売り出し日や、もろもろの打ち合わせ。最近のわたしは、キャリアーウーマンのようです!!
ところで、第一生命ホールのあるトリトンスクエアに、今チョコレートのフォルクスワーゲンがかざってあるのです。もちろん、本物のビートルに、チョコがコーティングしてあるのです。
有名レストランのシェフたちと、子供たちとの合作だそう。なかなかの見ものです。
でも、3月14日までだそうです。 午後は、明日のコンサートのためのリハ

 

2003年3月11日 富士山を守るコンサート

毎日新聞主催の富士山を守るコンサート。東響と、モーツアルトをひく。
それにしても、昨日から、指先が冷えて冷えて、どうしようもなく冷えている。
何か、たべものがわるかったかしら?

 

2003年3月12日 指の冷えの原因!?

今日は、背中と、肩と頭がいたく、あいかわらず、指先は冷たい。
なんだか、へんな感じなので、マッサージに行く。
もみほぐしていただいて、フィットネスで運動し、サウナにはいり、ぼろぼろになって帰宅。
ところが、しばらくしたら、薬をのまずとも、頭痛が消えたではないですか。
そのうえ、あれだけ、冷たかった指先もほかほかに。
ここ数日の指の冷えは、何か、背中のこりからきていたのではと思う。
何か、変なことがあると、すぐ理由をつけたがるわたしなのです。
でも、指に関しては、いつも良い状態にしていなくてはならないから、原因究明には、必死なのです。

 

2003年3月13日 呉にてリサイタル 

呉の会場まで、自宅から5時間半。ついて、少し休憩して、2時間のリハ、そして、2時間の本番。
本当に演奏家には、体力が必要です。
コンサート後の、おいしいおいしい海の幸で、体力は充分快復するのですけどね。

 

2003年3月14日 ゴメン!遊ばせクラシック打ち合わせ

またまた、5時間半かけて、帰京。
今日は、娘の幼稚園の用事が12時にあったので、6時半にはホテルを出発。
新幹線の中では、爆睡状態だ。
夕方からは、打ち合わせ。今日もよく活動したなあ。

 

2003年3月15日 成東町にてリサイタル

ここは、千葉なのだけれど、車で、結構時間のかかるところ。
いつも、ナビにしたがってはしっているので、結局日本地図の中の、どのあたりまで走ったのか、
理解しないまま、終わってしまう。今日、みなさまに声を大にして言いたいことがありました!
またまた、といっても2度目ですが、サイン会の時、一人の女の子が、
”おねえちゃんに、これあげる”と、ビーズで作った指輪をくれたのです。
もちろん、わたしは、何をよろこんでいるかというと、心のこもったビーズの指輪です!!!
でも、本当は、”おねえちゃん”なんて、、、、、!!!とても、元気が出たわたしでした。

 

2003年3月16日 三重県民会館リサイタル

1400のホールが満席!!
なんとも、うれしい。これは、ホールのかたの努力と工夫のたまものです。
このホールは、とても音響も良いのだが、今日は、満席の思わぬおまけがついた。
というのは、今日は、大雨。お客様が一杯になったら、ステージ上の湿気がものすごくなったのだ。
よく、梅雨のころコンサートをすると、ピアノの鍵盤がまるで涙にぬれたように、
つるつるとすべるようになるのだが、今日は、その現象が。
梅雨のころだと、冷房をいれるからまだ、段段なんとかなるのだが、
冷房も暖房もいれない今の季節、ずっと、鍵盤はぬれていた。
でも、もちろん、そんなことは、どうでもよくて、満席というのは、本当に嬉しいものです。

 

2003年3月18日 原稿原稿

またしても、締め切りを過ぎているムジカノーヴァの原稿。
しかし、今日も、実は、頭痛日。
昨日、娘の卒園式で、昨日も、結構いろんな場で、ピアノを弾き、結構一日長かった。
今日は、明日の公演のため長崎入りしたのだが、結局原稿はあがらずじまい。
編集のかた、ごめんなさい。

 

2003年3月19日 長崎にてベートーヴェンリサイタル

朝、原稿をあげました。あがると、すっきりするもので、頭痛も治る??
今日は、久保田ホールでベートーヴェン。ここは、個人ホールで収容60名ほど。
サロンコンサートの進化した形がここにある。
60名ほどのホールではあるが、天井が高いので、圧迫感はない。
今日は、長崎のみならず、福岡などからもお客様が。ありがとうございました。

 

2003年3月20日 帰京、読売新聞取材

帰京して、そのまま、読売新聞の阪神支局の取材。
どうしても、今月関西で時間がとれないので、東京まできてくださった。
4月に芦屋で行われる読響のかたがたとの室内楽コンサートのための取材。
考えてみたら、ここ数年、室内楽は減らしていたので、久しぶりにメンデルスゾーンのトリオを弾く。
楽しみだ。お近くのかた、是非いらしてくださいね。

 

2003年3月22日 東京交響楽団リハ

明日のコンサートのためのリハ。指揮は大友直人さん。
実は、大友さんとうちの娘は、同じ幼稚園だったことが、最近判明。
大友さんをお教えになられた先生が、今も、いらっしゃることで、その話でリハ後は盛り上がる。
明日のコンサートには、その先生がお見えになるので、とても楽しみ。

 

2003年3月23日 東京交響楽団とグリーグを弾く

今日いらした、娘の幼稚園の先生が、大友さんのことを直人ちゃんとお呼びになるので、
何年たっても、先生にとって、園児は園児なのだなあと、感激してしまう。
大友さんは、幼稚園時代にも、おゆうぎ室の舞台で、指揮なさったのだそう。
そのころから、才能がおありでいらしたのですね。

 

2003年3月26日 埼玉芸術劇場にて ベートーヴェンレコーディング始まる

今日から、ソナタの録音が始まった。
これから、9回ないし、10回にわたって全てのソナタを録音するのだ。
ニューヨークからは、信頼するプロデューサーである、フィリップが来てくれている。
しかし、今日は、ピアノの調子が今ひとつで、難航。
先日、調律のかたがチェックしたときには、万全だったのが、その間のコンサート時に、
違うコンディションとなってしまい、その調整に時間が大幅にかかる。
ピアノは、ホールにあるものなのだから、その時その時使うかたに、ベストな状態にならなければならない。ということは、全く好みの違うピアニストがいたらば、必然的に調整は変わるわけで、それは当然のことだ。だから、こればっかりは、ピアニストの宿命で、だからこそ、信頼して御願いできる調律のかたが必要なのだ。録音だったら、なおさらのこと、状態に妥協は出来ない。

 

2003年3月27日 録音2日目

昨日ほぼ一日ピアノの調整をしていただいたお陰で、
今日は、朝からピアノは私の方向を向いてくれている。今回は7,8,9、10番を録音する。
フィリップとの作業は極めて丁寧で、楽譜を検証し、インスピレーションを大切にし、
そして、彫り物をしていくように、録音をしていく。この、充実感は、私にとって、至福の時だ。

 

2003年3月29日  一日休んで、今日は、コンサート

諸井先生とのレクチャーコンサート。このコンサート自体ももちろん録音している。
ベートーヴェンレコーディングでは、諸井先生から、分析解釈を教えていただき、
フィリップが、丁寧に、徹底的に充実した録音をしてくれる。
こんなに、恵まれた録音は、そうそう行えないと思う。
自慢ではありませんが、本当に、ベストスタッフ録音です。
調律、音響、プロデューサー、ホール、全てが完璧にそろっています。あとは、私次第!
やる気はもりもりです。今日は、コンサート後も、セッション。

 

2003年3月30日 録音最終日

ピアノの調子はうなぎのぼり。
次の6月の録音のためには、ピアノの状態を一定に保つよう、ステージマネージャーのかたが、
いろいろ考えてくださった。本当にありがたいことだ。
最初は、難航したのだが、結果的には、今日は、夜7時には、終了した。
その後、今回初来日である、フィリップや、スタッフ皆で、千鳥が渕の桜を見にいく。
夜桜は幻想的で、美しく、この光景は、今後続くベートーヴェン録音とともに、
ずっと心に残ることと思う。
これから、4年間のロング、ビッグプロジェクトが始まったのだ。